3/31、ソルノク市で行われた

「東日本大震災追悼・復興祈念の桜植樹」 のレポート

 

さる3月11日に発生した東日本大震災、そして連鎖的に起こった大津波と福島第1原子力発電所の事故については、その詳細が日本国外にもいち早く伝えられた。井﨑の活動するハンガリー・ソルノク市に於いても大きな報道がなされ、特に日本人音楽総監督を擁するソルノク市ではサライ市長をはじめ各党の代表、そして超党派議員たちによって討議が行われ、震災における多数の犠牲者の方々への深い追悼と今後の日本の一刻も早い復興を祈念した慰霊祭が行われた。集まった多数の市民による一斉の黙とう、サライ市長の追悼演説に続き、井﨑もソルノク市に感謝を述べ、直接日本の状況を市民に伝えた。

また2本の桜の木がソルノク市庁舎前の中央広場に記念として植樹された。市長と共に井﨑も植樹を行い、その後市長からソルノク市よりの公式文書(日本語文・ハンガリー語文) が井崎へ手渡された。この模様はハンガリー国営テレビ、ソルノクテレビによって放映された。

またこうしたソルノク市の取り組みと並んで、ソルノク市立交響楽団でも2つの定期演奏会において、プログラム演奏前に追悼演奏としてモーツァルト「フリーメーソンのための葬送音楽」の演奏を行って追悼の意を表した。同時に演奏会会場のロビーでは日本の震災の模様を 来場の聴衆に伝えるため、被災の状況を伝える写真展が開かれており、寄せられた義捐金はハンガリー赤十字社を通じて被災地に届けられることになった。










桜植樹文書 ( 市長から手渡された公式文書 (日本語) ) のPDFファイルです。
桜植樹文書 ( 市長から手渡された公式文書 (ハンガリー語) ) のPDFファイルです。