ハンガリー・ソルノク市立交響楽団 日本公演
来る11月のソルノク市響の日本公演内容が発表されました。
詳細は以下の通りになります!
ソルノク市響・公演プログラム …日本公演演奏会のプログラム冊子です。
ソルノク市響鑑賞ガイド …後援会会員に向けた東京公演の聞き所・見所を載せた冊子です。
山形テレビ・TVスポット…山形テレビが宣伝に流したテレビスポットの動画ファイルです。
<公演日程とプログラム>
○遊佐町公演
11月21日(土)午後4時開演 山形県遊佐町生涯学習センター・町民ホール(旧遊佐町中央公民館)
<ハンガリー名曲集プログラム>
リスト/ハンガリー狂詩曲第2番
ブラームス/ハンガリー舞曲集より第1番、第4番、第5番、第6番
コダーイ/ガランタ舞曲
バルトーク/ルーマニア民族舞曲
エルケル/パロターシュ
J.シュトラウスⅡ世/喜歌劇「こうもり」より“チャールダーシュ”
/ポルカ「ハンガリー万歳」
指揮; バリ・ヨージェフ、井﨑 正浩(解説も)
入場料;2000円(全自由席)
お問い合わせ; 遊佐町生涯学習センター ℡0234-71-1222 Fax0234-72-2236
○酒田市公演
11月22日(日)午後3時開演 山形県酒田市民会館・希望ホール
バルトーク/ハンガリーの風景
コダーイ/マロシュセーク舞曲*
チェミツキー/アヴェ・マリア
コダーイ/ミサ・ブレヴィス
ソプラノ;ロシュト・アンドレア アルト;ボコル・ユッタ
テノール;ムック・ジョージェフ バス;イェクル・ラースロー
合唱;バルトーク・ベーラ室内合唱団、ソルノク・コダーイフェスティヴァル合唱団
指揮;バリ・ヨージェフ(*)、井﨑正浩
入場料;3500円
問合せ先;酒田市民会館 希望ホール ℡0234-26-5450Fax0234-26-5452
http://www.kibou-hall.sakata.yamagata.jp/
○山形市公演
11月23日(月・祝)午後7時開演 山形テルサ・テルサホール
バルトーク/ハンガリーの風景
グノー/歌劇「ロメオとジュリエット」より“私は夢に生きたい”(ジュリエット)*
ドヴォルジャーク/歌劇「ルサルカ」より“月に寄せる歌”(ルサルカ)*
プッチーニ/歌劇「ラ・ボエーム」より“私の名はミミ”(ミミ)*
シュトラウス/喜歌劇「こうもり」より“チャールダーシュ”(ロザリンデ)*
コダーイ/ミサ・ブレヴィス
ソプラノ;ロシュト・アンドレア(*も) アルト;ボコル・ユッタ
テノール;ムック・ジョージェフ バス;イェクル・ラースロー
合唱;バルトーク・ベーラ室内合唱団、ソルノク・コダーイフェスティヴァル合唱団
指揮;井﨑正浩
入場料;S席6,800円(テルサメンバーズクラブ会員価格6,200円)
A席5,500円(テルサメンバーズクラブ会員価格5,000円)
学生席(高校生以下)3,000円(テルサメンバーズクラブ会員価格2,700円)
ペア券(S席のみ)13,000円(テルサメンバーズクラブ会員価格11,700円)
問合せ先;山形テルサ ℡023-646-6677 FAX023-647-0123
http://www.yamagataterrsa.or.jp/
○東京公演Vol.1
11月25日(水) 午後7時開演 東京オペラシティ タケミツ・メモリアル
<ロシュト・アンドレア(Sop.)/オペラアリアの夕べ>
グノー/歌劇「ロメオとジュリエット」より“私は夢に生きたい”(ジュリエット)
ドニゼッティ/歌劇「ドン・パスクワーレ」より“騎士はあのまなざしを”(ノリーナ)
ヴェルディ/歌劇「リゴレット」より“慕わしい人の名は”(ジルダ)
ヴェルディ/歌劇「椿姫」より“ああ、そはかの人か~花から花へ”(ヴィオレッタ)
ドヴォルジャーク/歌劇「ルサルカ」より“月に寄せる歌”(ルサルカ)
カールマン/喜歌劇「チャールダーシュの女王」より“シルヴィア登場の歌”(シルヴィア)
(ジーベンビュルゲンの娘(私の故郷は山の中))
レハール/喜歌劇「メリー・ウィドウ」より“ヴィリアの歌”(ハンナ)
シュトラウス/喜歌劇「こうもり」より“チャールダーシュ”(ロザリンデ)
ソプラノ独唱;ロシュト・アンドレア(アンドレア・ロスト)
指揮;井﨑正浩
入場料;S席12,000円 A席10,000円 B席8,000円 C席6,000円 D席4,000円
(11/27東京公演Vol.2とのペア・チケットS席20,000円)
問合せ先;コンサート・イマジン ℡03-3235-3777 Fax03-3235-3855
http://www.concert.co.jp/index.html
○甲府市公演
11月26日(木) 午後6時半開演 山梨県立県民文化ホール 大ホール
バルトーク/ハンガリーの風景
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調(*)
コダーイ/“孔雀は飛んだ”の主題による変奏曲
(プログラムは変更になることがあります)
ピアノ独奏;辻井伸行
指揮;井﨑正浩
入場料 SS席10,000円 S席9,000円 A席8,000円 B 席7,000円
学生席(大学生以下)3,000円
(入場券は既に完売)
問合せ先;山梨県立県民文化ホール ℡055-228-9131
http://www.yamanashi-kbh.jp/index.php
○東京公演Vol.2
11月27日(金) 午後7時開演 東京オペラシティ タケミツ・メモリアル
バルトーク/ハンガリーの風景
バルトーク/ピアノ協奏曲第3番(*)
コダーイ/ミサ・ブレヴィス
ピアノ独奏;干野宜大(*)
ソプラノ;ロシュト・アンドレア アルト;ボコル・ユッタ
テノール;ムック・ジョージェフ バス;イェクル・ラースロー
合唱;バルトーク・ベーラ室内合唱団、ソルノク・コダーイフェスティヴァル合唱団
指揮;井﨑正浩
入場料;S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 C席4,000円
(11/25東京公演Vol.1とのペア・チケットS席20,000円)
問合せ先;コンサート・イマジン ℡03-3235-3777 Fax03-3235-3855
http://www.concert.co.jp/index.html
○バルトーク・ベーラ室内合唱団 あきる野市公演
11月28日(土) 午後2時開演 秋川キララホール
<20世紀及び現代のハンガリー合唱曲集>
バルトーク・ベーラ
/嫁さがし、嘆き、求婚
/ここに置き去りにしないで
/さまよい
/村の風景
コチャール・ミクローシュ
/ナジ・ラースローの詩による3つの女声合唱曲集より第1・3楽章
/サルヴェ・レジーナ
オルバーン・ジョルジ
/幽霊
/悪魔は抜け目なく世を憚(はばか)り
コダーイ・ゾルターン
/私はみなしご
/ジプシーの嘆き
ジプシーはチーズを食べる
カライ・ヨージェフ
/夕べ
/夕暮れの歌声
ピアノ伴奏;オーチャイ・イローナ
指揮;モルナール・エーヴァ
入場料;1,500円(全自由席)
問合せ先;オーケストラと歌う合唱団in西東京 事務局 ℡042-597-1655(浜中様)
http://okeuta.sakura.ne.jp/ YRB04722@nifty.com
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<出演者の紹介>
バリ・ヨージェフ BALI József Alapíto Karmester=Founder Conductor (創立指揮者)
リスト音楽院を卒業後、ただちにソルノク市立劇場で指揮者との活動を開始し、1965 年にソルノク 交響楽団、1969 年にはバルトーク・ベーラ室内合唱団の創立に尽力、運営に関わりソルノク市にお ける音楽発展に大きく寄与する。後に同交響楽団が市立楽団として運営されるよう働きかけ、この楽 団は彼の手塩にかけたオーケストラとして現在までに発展を続けてきた。同時にアルヴィド・ヤンソン ス、イゴール・マルケヴィッチらの著名な指揮者に師事し自身の音楽性を大きく開花させ、指揮者とし ての活動は周辺の諸国にまで及び、オーストリア、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、エストニア、 ルーマニア、フィンランドなどヨーロッパ各地にわたっての活動を行ってきており、特にベルリン交響楽 団と行ったフィルハーモニーザールでのオラトリオコンサートは高い評価を得た。
レパーリーはバロックから 20 世紀までと幅広いが、さらに現代ハンガリー人作曲家(コチャール・ミ クローシュ、シュガール・アンドラーシュ、ペトロヴィッチ・エミール、ファルカシュ・フェレンツら)の作品を数多く初演してきたことは 特筆されるべきであり、ハンガリーを代表する指揮者としてその名を広くとどめている。
ブダペスト生まれ、ソルノク市名誉市民。リスト音楽院を卒業後、ハンガリー国立歌劇場スカラシップ生でありながら同歌劇場にデビューを飾り、その2年後にはウィーン国立歌劇場と専属契約を結びデビュー、ジュリエット(グノー「ロミオとジュリエット」)、アディーナ(「愛の妙薬」)、スザンナ(「フィガロの結婚」)、ヴィオレッタ(「椿姫」)などの主要ロールを歌い人気を博す。その後リッカルド・ムーティの招きで1994年ミラノ・スカラ座にジルダ(「リゴレット」)の登場後、同歌劇場にたびたび客演。他にもクラウディオ・アッバードやゲオルグ・ショルティ、ニコラウス・アーノンクールらの世界的指揮者と次々に共演、ザルツブルグ音楽祭、バスティーユ歌劇場、コヴェントガーデン王立歌劇場、マドリッド歌劇場、メトロポリタン歌劇場などの世界の主要歌劇場に客演し、ハンガリーを代表するソプラノ歌手として活躍を続けている。
わが国にも新国立歌劇場のソリストとして、またハンガリー国立歌劇場日本公演、ブルガリア・ソフィア歌劇場日本公演のソリストとしてたびたび来日し、最近では昨年の小澤征爾オペラ塾「こうもり」公演でのロザリンデで登場。美しい容姿と透明な声による歌唱で、多くの日本のファンに人気を博している。
リスト音楽院を卒業と同時にハンガリー国立歌劇場のソリストとして契約しデビュー。カルメン、ケルビーノ(「フィガロの結婚」)、アムネリス(「アイーダ」)、スズキ(「蝶々夫人」)など同歌劇場におけるメゾ・ソプラノの主要なロールを歌い、同歌劇場に欠かせないソリストとして活躍。1985年にはイギリス国営放送主催による“Cardiff Singer of the World”コンクールで受賞し、同年ウィーン・フォルクスオーパーのソリストとしても契約。その後オーストリアやドイツにおける数々のコンサートに出演し、特にオラトリオの分野において、その知性あふれる深い魅力ある音色で多くのファンを魅了し続けている。数多くのCDのレコーディングにも参加している。
日本にはハンガリー国立歌劇場ソリストとしてこれまでに2回来日。また最近ではバルトークの旧家における音楽ホール開設に尽力、現在は同館館長及び財団のディレクターとしての活動も行っている。
最初にソムバトヘイ音楽院でチェロの学位を得た後にテノール歌手に転向、1989 年にリスト音楽 院・歌曲オラトリオ科を卒業した後’91 年に同大学オペラ科ディプロムを取得し、その後ウィーン国立 音大にてヴァルター・モーア教授のもとで研鑽を積む。1989年には第1回シューベルトコンクール(グ ラーツ)、V.ブッキ国際コンクール(ローマ)での入賞をはじめ、ハンガリー国内でも数々の賞を受 賞。’92年には権威ある“バルトーク・パーストリ賞”を受賞する。‘91年からハンガリー国立歌劇場ソリ ストとしてモーツアルト(イドメネオ、ベルモンテ、ドン・オッターヴィオ、タミーノ、ティト)やベートーヴェ ン(ヤッキーノ)、ロッシーニ(アルマニーヴァ伯爵)、ドニゼッティ(ネモリーノ)などの主要ロールを歌 い、同国のみならずオーストリア、フランス、ドイツ、オランダ、ポーランド、スペイン、スイスなどの主 要歌劇場に招かれ好評を博し、日本にも度々客演している。同時にバッハ、ヘンデル、ハイドン、モ ーツァルト、ベートーヴェンらの宗教曲を始め、ロマン派、近・現代の主要作曲家のミサ曲やオラトリオなどをレパートリーとして数 多くの演奏を行い続けている。気品ある軽やかでよく通る声をもつ貴重なテノールとして今後のさらなる活躍が嘱望されている。
1979年にハンガリー・ペーチ市のリスト音楽院を卒業後、ブダペストの名教授ベンデ・ジョルトに師事し研鑽を積む。1980年から2001年までハンガリー国営放送合唱団のメンバーとして活動をして多くの世界ツアーに参加。合唱中の主要なソロを務めながら、合唱団外でもソリストとして数々のコンサートに出演、バッハ、ヘンデル、ハイドン、ブラームスなどの楽曲での優れたソリストとして活躍し、他にもシューベルト、シューマン、R.シュトラウス、マーラー、コダーイなどの多くのレパートリーでその名を広く知られるようになる。2001年にハンガリー国立歌劇場に登場してから、ソリストとして数多くのオペラ公演に参加。特にワーグナー「ニーベルングの指輪」「ローエングリン」「さまよえるオランダ人」などでは欠かせない存在として活躍をしている。
これまで多くのCDレコーディングにも参加し、シューベルト歌曲集「冬の旅」を録音している。2000年にヴァーシャールヘイ・ゾルターン賞を受賞している。初来日。
バルトーク・ベーラ室内合唱団 Bartók Béla Kamerakórus (女声合唱)
1969年にソルノク市自治体の後援によって結成された、メンバー12名による室内女声合唱団。ソルノク市のみならず、ハンガリー全土においても唯一の女声声楽アンサンブル。ソルノク市、及びソルノク県を中心に活動し、ハンガリー全土においての年間を通じての合唱公演活動の他、ソルノク市・スィグリゲティ劇場にもしばしば公演合唱メンバーとして劇中にも登場している。レパートリーはバロックから20世紀・現代の音楽までと幅広く、特にハンガリーの現代作曲家コチャール、オルバーン、カライ、ジョンジョシなどの作品演奏においては他の追従を許さない高い完成度を誇り作曲家の信頼も厚い。近年イタリア、ドイツ、ベルギー、フランス、ベルギー、ポーランド、イスラエル等にも招かれて演奏活動を行っている。全音域に渡る均一な音色と人数を感じさせない豊かな声量で、質の高い演奏を続けている。1999年にはソルノク市“カポシヴァーリ・ジュラ・メモリアル”音楽賞、2006年にソルノク県芸術賞を受賞。
常任指揮者は1989年からモルナール・エーヴァ(写真左から2人目)。ハンガリー・メゾェートゥルに生れ、後にソルノク及びニレジハーザで数学と合唱指揮を学ぶ。1989年にブダペスト文化研究所にて合唱指揮者“A”ランクライセンスを取得した後、2002年にはブダペスト・ビジネス・スクールで財務と会計学も修める。2006年にはペーチ音楽芸術大学で演奏学位を取得している。このバルトーク合唱団との活動の他、同ソルノク市のコダーイ合唱団(混声)をはじめとする合唱団の指導、またハンガリー国内における合唱講習やマスターコースでその手腕を奮っている。
ソルノク・コダーイフェスティヴァル合唱団 Szolnoki Kodály Ünnepikórus(男声合唱)
バルトーク室内合唱団が混声合唱団として活動する際のパートナー合唱団。元々デブレツェン・コダーイ合唱団やハンガリー国立合唱団などのプロ合唱団に所属するメンバーで 構成され、ほぼ固定した顔ぶれによるパートナー合唱団として、これまでソルノク市立交響楽団とは定期演奏会や特別演奏会などで「第九」、「戴冠ミサ曲」(モーツァルト)、オペラ合唱曲(ヴェルディ)、「スターバト・マーテル」(ドヴォルジャーク)、「ミサ曲」(ドブロゴス)などの作品で共演をしている。今回が初来日となる。
ハンガリー・フェスティヴァル合唱団 Tokyo Hungary Festival Chorus (混声合唱)
今回のハンガリーからの合唱団と共演する日本側合唱団として特別に編成された合唱団。メンバーはもともと様々な団体の合唱団員として数多くのステージを経験しており、指揮者・井崎正浩とも共演したメンバーも多く含まれる。今回は指揮者・安部克彦による指導のもと、共演のための発声や演奏表現、音楽的解釈について特に研鑽を積んで参加し、またハンガリー合唱団との国際交流・親善にも一役買っている。(公演協力;ジョイントコンサート国際委員会 http://www.jointconcert.com/ )
7歳で全日本盲学生コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞をはじめ、11歳でPTNAピアノコンペティションD級金賞受賞。楽団へは10歳の時に大阪センチュリー交響楽団との共演で鮮烈なデビューをし、12歳の時にサントリーホール・小ホールにて初のリサイタルを開催する。その後次々と日本各地のオーケストラとの共演を果たす一方、海外ではカーネギーホール(ワイル・リサイタルホール)でアメリカデビューをはじめ、ロシアではモスクワ音楽院大ホールで演奏を行うなど着実にキャリアを重ね、2002年(14歳)に佐渡裕指揮ラムルー管弦楽団との共演でフランスにもデビューを飾った。
その後2005年ワルシャワで行われた第15回ショパン国際ピアノコンクールで「批評家賞」を受賞して脚光を浴びた後、今年6月アメリカで開かれたヴァン・クライヴァーン国際ピアノコンクールで中国人とともに第1位を分かち優勝。日本人初の優勝者として脚光を浴び、マスコミや各界の話題をさらったのは記憶に新しい。今後の活動が注目されている。
4歳よりピアノをはじめ12歳で全日本学生音楽コンクール北海道大会第1位を皮切りに、オーストリア・ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院夏期講習会、桐朋女子高校(共学)、同大学音楽学部、同大学研究科で学び研鑽を積む。1994年よりハンガリー政府給費留学生としてハンガリー国立リスト音楽院で学ぶ一方、数多くの国際コンクール、オーディションなどで優勝、入賞し、これまでにハンガリー国立響、ハンガリーMÁV響、モスクワ管弦楽団、ルーマニア国立響、プラハ室内管等のオーケストラ、及び札幌交響楽団との共演を果たす。
近年ではヨーロッパ、日本国内でのリサイタルやオーケストラとの共演、室内楽演奏を精力的に行う一方、2001年より母校・桐朋学園で後進の指導にも当たっている。これまでに3枚のCDをリリースし、いずれも各専門誌・音楽雑誌等で高く評価されている。
モルナール・エーヴァ Molnár Éva (バルトーク室内合唱団 合唱指揮者)
ハンガリー・メゾェートゥルに生れ、後にソルノク及びニレジハーザで数学と合唱指揮を学ぶ。1989年にブダペスト文化研究所にて合唱指揮者“A”ランクライセンスを取得した後、2002 年にはブダペスト・ ビジネス・スクールで財務と会計学も修める。2006 年にはペーチ音楽芸術大学で演奏学位を取得して いる。1989 年から常任指揮者としてバルトーク室内合唱団との活動の他、同ソルノク市のコダーイ合 唱団(混声)をはじめとする合唱団の指導、またハンガリー国内における合唱講習やマスターコースでその手腕を奮い、ハンガリー国外からも高い評価を受けている。
安部克彦 ABE Katsuhiko (フェスティヴァル合唱団Tokyo 合唱指揮者)
東京音楽大学指揮科卒業。同大学研究科修了。これまでに、藤原歌劇団、二期会、新国立劇場他で、 音楽スタッフとして数多くの公演を支えてきた。また BUNKAMURA「トゥーランドット」エディンバラ公演、 藤原歌劇団「椿姫」韓国公演に副指揮者として同行している。最近は特にイタリアオペラの公演に多く 関わり、アルベルト・ゼッダ、チョン・ミョンフンの各氏をはじめ著名な指揮者のアシスタントを務めた。現 在各オーケストラ・合唱団の指揮・指導にも力を注ぎ、数多く指揮台に立っており、また東京音楽大学 大学院、昭和音楽大学、日本オペラ振興会歌手育成部他で指導にあたっている。