<ハンガリー政府より 『金十字功労勲章』 を叙勲されました>
去る8月28日、ソルノク市立交響楽団・サマーフェスティバル「軍楽隊フェスティバル」の公演中において、井﨑正浩氏にハンガリー国大統領名によってハンガリー政府より『金十字功労勲章』の叙勲が発表され、ソルノク市の市長サライ・フェレンツ氏の手によって、井﨑氏にこの賞が授与されました。 この賞はハンガリー国での活動おける文化、科学、芸術の分野における功労者に対して与えられるもっとも権威のある賞で、民間人に送られる賞としては最高位に当たるものです。 2011年より現在の名に改称されて以来、日本人に贈られるのは初めての叙勲にあたり、それ以前の名称(星付中十字勲章)での音楽分野受章者にはテノール歌手のプラシド・ドミンゴ氏、チェロ・指揮の故ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ氏、また日本人では指揮者の小林研一郎氏などがその名を連ねています。 井﨑氏にとってはハンガリー国営放送主催・ブダペスト指揮者コンクールからちょうど20年、ソルノク市の音楽総監督就任から8年目のシーズンに当たる時期での受賞となり、これまでのハンガリーでの活動や功績が大変に高く評価された事になりました。授与文には『ハンガリー国内におけるクラシック音楽の演奏の普及ならびに優れた芸術での功績、及び日本-ハンガリーの芸術交流の向上と普及への尽力に対する』との授賞理由が掲げてあります。 これから井﨑氏のさらなるハンガリーでの活動、また諸外国での演奏活動への発展に今後さらに期待が集まりそうです。
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